2002年厚生労働省は13種類の有害化学物質と
室内における濃度の指針値を定めガイドラインを策定しました。

この指針値とは人がその濃度の空気を吸い続けても
健康を害することがないと判断される値とされています。
健康被害を引き起こす恐れがある化学物質13種類
image













ん?
2003年の法改正(シックハウス対策法)はホルムアルデヒド1種類だけしか規制されていないのに・・・
13種類?なんでやろ?
厚生労働省で良くないとされている
13の科学物質については法規制化寸前で11全て消されて
なんの規制もされていないという事実です。
だから24時間換気システムなんですね。
実は有害物質は厚生労働省が選定した13種類以外にもあります。
そして、13物質が指針値に達していなくても
化学物質に敏感な人では反応してしまうのです。
うちの子の皮膚が引越し後ボロボロになった訳が
この事実を知ってようやく納得できました。
長男と次男














24時間換気するから良いんじゃないの?
という理屈も言葉だけで
実は
1時間で半分、2時間で全ての空気を入替えの計算ですが、
実際には1時間で汚染された空気を50%薄め
2時間で25%に薄めるに過ぎず
換気中でもビニールクロスや合板からは
科学物質は揮発し続けているので
計算通りの換気はありえません。
子供騙しみたいな物ですね。
この法律が施行されて以降シックハウスの被害件数は増加し
換気システムの義務化により冬場の乾燥が大きくなって
インフルエンザの感染が明らかに増えたそうです。
そして皮肉なことに
加湿器の売り上げが爆発的に増えて
それが原因で結露が起き冬場では考えられない
カビやダニの被害が発生しビニールクロスの張替え時期を早めました。
当然、家の寿命も短くなったという事。
そして儲かったのは家電メーカーと量産ハウスメーカーという事実。
海外ではアメリカ45種類はドイツ50種類
これが住宅建材に使用規制された有害物質の数です。
日本はというと2種類。
室内建材はたったの1種類ホルムアルデヒドだけ。
なんか別次元の話ですね。